德・建築設計事務所

隠れて見えなくなる、厄介な手抜き工事

隠れて見えなくなる、厄介な手抜き工事

下の写真左端は、設計と施工を一括で請負った住宅会社の基礎で、左から2番目は設計事務所が設計と監理して施工は入札で落札した工務店の基礎の施工写真です。   一括発注と分離発注の違い、拡大して見てください。

右側の2枚は別の現場、アンカーを打つのが面倒だったのか左官の手抜き工事の是正前と是正後の写真です。
生コンを打設した後では隠れて見えなくなるのです。
此れは某住宅会社の鉄筋の施工写真です。横筋をコーナーで切った悪い例です、基礎の高さは450でした、右側の写真と見比べてください。
此れは某工務店の鉄筋の施工写真です。横筋をコーナーで切らずに通した良い例です。基礎の高さは600です、左側の写真と見比べてください。
横筋を入れずに型枠を組んでた、生コン打設直前に設計者(澤見)が摘発した是正前の状態です。設計者が気付かなかったら此の儘生コンを打設するのです。
組んでいた型枠を解体して、差し筋の穴を開けてアンカーを打って横筋を入れて再度型枠を組んだ是正後の状態。型枠は二度手間な仕事です。
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