德・建築設計事務所

德・建築設計事務所が調査した中古住宅

德・建築設計事務所が調査した中古住宅

下の写真は熊本地震後、中古住宅を購入なさった人から頼まれて澤見がボランティアで調査した物件の調査状況です。小屋筋交いは留めていない、梁の羽子板ボルトは締めていない、断熱材も留めていない見てください。 転売した不動産屋に責任を取らせてください。と言って撮影した39枚の写真を渡して調査を終えました。
建売住宅を造る際は元請業者はともかく下請業者は誰が買うのかもわからない建物を造るのです。
小屋束が倒れて屋根が変形するのを防ぐ小屋筋交いの下部の末端を釘で留めていない、上部だけ留めても意味がない。他にも数箇所残っていました。
平梁と桁の接点が外れるのを防ぐ羽子板の通しボルトの締め忘れ、他にも何箇所も有りました。レンチで締め付けたら羽子板が木材に食い込んでいます。目ざわりな足は撮影者の澤見の左足です。
左の写真と同じ羽子板ボルトの締め忘れと言うよりも、手で取り付けただけでインパクトレンチで締め付けていない。地震の度に緩んで梁が外れて屋根が陥落すると最悪入居者が下敷きになる。
床断熱材の受け板を入れずに、根太間に断熱材を押し込んでいるだけの為に外れた断熱材、他にも数箇所有りました。手抜き工事で断熱効果は0点ぜろです。
徳・建築設計事務所

〒861-1324
熊本県菊池市野間口735‐1
TEL 0968-24-0589
☎ 090-6778-5205

問い合わせはこちらから
PAGE TOP